8月1日、浜北商工会館において、第61回浜北地区珠算競技大会が開催されました。全体で53名、当教室からは14名が参加しました。
今年も強豪一色となる中、何とかすべての部に入賞することができました。口数の多い見取算は相変わらずの課題です。
入賞者は以下の通りです。
浜北地区珠算競技大会
2025年8月4日
夏の競技会を前に
2025年7月7日
梅雨も明け、いよいよ夏本番です。今月後半からは、8月の大会に向けた練習も本格化します。
まずは、8月1日の浜北地区珠算競技大会。地元開催の小規模な大会ですが、なかなか思うような結果が残せず悔しい思いをすることが多い大会です。
そして、8月8日に京都で開催される全日本珠算選手権大会。珠算の世界では最高峰とされる全国大会に今年は当教室からは4名が挑戦します。
このような競技大会に参加すると、高いレベルの選手の技量や周囲の選手の熱量など、強い刺激を受けます。
また、普段の制限時間内に所定の点数を取れば合格という検定練習とは異なり、競技練習では、制限時間内にどれだけ得点できるかという、正確さに加え速さも重視した練習をします。
この競技練習を通じて計算速度の向上が期待でき、普段の検定練習にも良い影響を与えます。検定と競技は珠算技能向上の両輪なのです。
次の競技大会参加の機会は、10月の全日本通信珠算競技大会です。積極的なチャレンジを期待しております。
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※ベストテンの成績を一部訂正しました(7/9)
プロセス重視
2025年6月9日
近年、日々の授業の中、特に算数プリントをやる中で「答えが合っていれば良い」とする傾向が強まっているように感じます。
算数の文章題では、問題文を読み、何を問われているかを把握し、計算式を組み立て、計算する、という一連のプロセスを経て解答を導き出すのですが、
結論を急ぐあまり、計算式の意味や計算過程での数の単位を考えない生徒が数多く見受けられます。
そろばんの学習も、文章題と同じです。一つ一つの計算プロセスを正しく行えば自ずと正しい答えが得られるはずで、間違いには必ず原因があります。
この原因を突き止めて修正することで、より得点率を上げて行く事が学習そのものです。
そろばんの基礎から下級の段階では、速さよりも正確さが重視されます。この段階で加減乗除の計算プロセスの基礎をしっかりと身につけることが大切です。
間違いには必ず原因があると素直に反省して受け入れ、計算の過程を見直す事、原因に気付けない時や、不安な事は教わる、
説明は集中して聞くといった積極的な学習姿勢が上達への近道なのだと思います。
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